独立した移動型ロボット向けのナビゲーションソリューション
移動型ロボットはWLANを介してコマンドを受信します。ロボットは移動およびハンドリングのオーダーを完全に自律的に処理します。その際、自己の位置を推定し、経路を計画し、さらに負荷を受けるためにアルゴリズムを使っています。
KUKAの移動型ロボットシステムはすべてKUKA.NavigationSolutionを装備できます。これによりフレキシブルかつモバイルになります。さらに、ナビゲーションソリューションには理想的なフリートマネジメントシステムが含まれています。 適切なインターフェース により、このシステムはIndustrie 4.0に向けて、移動型ロボットの最新の要件を満たしています。
当社のスマートなナビゲーションソリューションは以下で構成されています:
- 無人搬送システムに取り付けられた産業仕様PCおよび本来のナビゲーションソフトウェア
- すべての車両を管理し、プランニングを相互に調整するソフトウェア
フレキシブルなソフトウェア組み込み
KUKAは、アプリケーションをJavaでプログラミングできるEclipseベースの開発環境を提供しています。移動型ロボットの要件に合ったインターフェースを持つモジュール式Java APIが、第三者ソフトウェアの組み込みを可能にします。既存のプラットフォームフリートは簡単に更新でき、他のプラットフォームを既存のシステムに追加あるいは削除することもできます。
ハードウェアに依存しないソフトウェア
KUKAナビゲーションソリューションのハードウェアに依存しないナビゲーションソフトウェアは、さまざまなプラットフォームキネマティクスへの利用が可能です。このソフトウェアを使って、
KUKA omniMoveのようなメカナムホイールを搭載したホロノーム車両など、前進動作原理を自在に扱うことができるようになります。機械のパラメータ設定は、
標準化されたインターフェースで行います。
拡張自在なモジュール式セットアップ
物体認識および物体追跡ならびに相対的ポジショニングといった追加機能により、相互調整されたプランニングが可能になります。